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エルパソの町

美樹と日和がなかなか起きない。


昨日の件があるので

一足先にオイル交換の為にレンタカー会社に足を運ぶ。


結局、車を交換するとの事。

半月お世話になったこの車に別れを告げるのは何故か寂しかったな。



ボディーをひと撫ぜした。


新しい車と交換して

エルパソの町をドライブしてみる。


建物が以前サンディエゴから国境を越えたティファナの町並みに

似ているように感じた。


国境近くの市場。




メキシコから持ち込んだと思われる商品は怪しいものが多い。

国境と言う事もありメキシカンが多く

スペイン語が至る所で飛び交っている。


通り道にあった教会。




可愛らしい看板。



こういう遊び心好き。




今モーテル横にあるビュッフェに行ってきたんだけど

そこにザリガニのスープ的な物があったから食べてみた。

前回食べた時はフライだったからエビと変わりなかったけど

今回は口に入れた途端、ザリガニの水槽のような臭みが

口の中に広がった。



興味本位でも食べるべきではない。



明日はホワイトサンズに行けたらと思う。




キリコ
















ホワイトサンズ

休憩でガソリンスタンドによった時の事。

僕は車に残る事を伝えると


『珈琲でも買ってこようか?』


と美樹が気遣ってくれた。


それだけで心温まる。


小さな事で喜びを感じれる事も

夫婦円満の秘訣かもしれないな。



今日はエルパソの町を出て



ホワイトサンズを目指した。



砂が白く変わってからホワイトサンズのメインの場所まで数マイルあるんだけど

潜んでいたと思われるパトカーが後ろにつけライトを点灯させた。

人の良さそうな警官が降りてきて和やかにスピード違反の切符を切られた。



15マイルオーバーで105ドル。

まぁいいでしょう。


この景色が105ドルと考えれば安い。



と言い聞かせなだめる。




少々はしゃぎすぎた。

靴の中は砂まみれだった。


さっきモーテルでジーンズを畳んでいたら

ロールアップした部分から大量に砂がこぼれて来た。


日和もキーウエスト、マイアミの砂浜に続き

ホワイトサンズでも砂遊びに満足げだった。



今日も良い笑顔を観る事が出来たな。



そうそう、今日スタバのエナジードリンクが売っていた。





物は試し


カフェモカにレッドブルを足したような風味。

エネルギーを得るどころか

元気を無くした。


明日はフェニックスを目指す予定。


キリコ



Las Cruces~Tucson

Las Crucesの早朝。

日和とドーナツショップを探しに行くも見つからず。



しょうがなくモーテルで食事を済ませる。


その後


Phoenixを目指す。


フリーウェイの手前に

アンティークショップを見つけたので寄ってみるも



強気な値段が付いていたから何も買わず店をでる。

自ずと店主が嫌な奴に見えてくる。


ドライブをしていると

何両も連なった貨物列車を多く見かけた。




昼に休憩をとった町はなんという町だったのだろうか。

古びた建物も多く目につく。




その一角で食事。



盛りつけはいい加減でも

アメリカ的なメキシカンは美味しい。





出来ればトルティーヤはコーンでは無くフラワーがいい。



Phoenixを目指したものの

途中寄り道をしてしまいたどり着かず

1時間ほど手前のTucsonの宿にいる。




そうそう

あまりにも同じ景色が続くから

今日はドライブ中1曲仕上げたよ。



キリコ


夜景

Tucsonを後にし



Phoenixへハンドルを握る。


日和は昨日アンティークショップで買った

おもちゃで遊んでいて


美樹は外を眺めている。


僕はいつも通りレーズンチョコをつまみに

4thアルバムのインストを聴きながら

思いついた言葉をメモしている。


時より出来上がったバースをインストにのせて

美樹に『どう?これ?』みたいな。


そうこうしているうちに到着する。

まずは町をいつも通り散策。



そう、いつも通り。


アメリカの旅も折り返し地点を過ぎ


’いつも通り’と言う言葉が自然と出てきた。



その後隣町まで適当に車を走らせ

Scottsdaleのオープンテラスのある店で食事を取る。




天気のいいアリゾナの太陽の下でとる食事は格別。

周りを見渡すと昼からビールを飲んでいる。



いいね。


昼のデートなんかに使える感じのお店でした。


Phoenixで一泊する予定だったんだけど

日没まで時間があったから

少しだけ距離を稼ぎ





今はCamp Verdeという町でこのブログを書いる。


モーテルに到着して

近くにあるハンバーガーショップに

日和と手をつないで歩いて行ったんだけど

山裾に見える町の光を見て


『気持ちいい!ティンカーベルみたい!』と言っていた。


空を飛んでいる気分になったみたいだ。


写真には撮らなかったけど

日和と見た夜景はしっかり残っている。


最高。



明日はアンテロープキャニオンを目指す。


その後はラスベガスかな。



キリコ


インディアン

Camp Verdeを9時過ぎに出発し

アンテロープキャニオンを目指した。


景色は今までで一番表情があった。






休憩した場所のインパクトも半端じゃない。



雄大さと同時に威圧感さえ感じる。


そこにインディアンジュエリーを販売している露店があった。


販売しているインディアンは

何故か片身が狭いような萎縮したような感じを受けた。

今日給油したときの店員にも同じような感覚を味わった。


ふと頭の中にアメリカの歴史が回想した。



そのインディアンに道を確認し

指示通り進むとアンテロープキャニオンに到着する。




言葉は必要ない。






アンテロープキャニオンを出る頃には

空が赤くなっていて






その景色の中にコヨーテの姿を見る事が出来た。



今僕たちはラスベガスにいる。

今日の走行距離は490マイル。


さすがに疲れた。


タイマーをかけずゆっくり眠らせてもらう。



キリコ



ラスベガス

ラスベガス。




美樹とLAに住んでいた時、友人と遊びに来た事もあるし

家族や親戚が遊びに来れば車を出し案内をしていた。


何回訪れたか分からない。




つまりマイアミからスタートさせたアメリカ横断も

ここで初めて自分の知っている町にたどり着いた事になる。


これまではまだ見た事の無い大地を日和と一緒に感じたかった。


これからは僕たちの知っている空気を日和に感じ取ってほしいと思う。


まずはレッドロックキャニオンに行ってみた。



8年ぶりになる。




生前、母親ともこの景色を一緒に観ている。



キリコ







26階の景色

カジノは子供がいると出来ないので


今回は遊園地がホテル内にあるサーカスサーカスに泊まる事にした。



このホテルは古いが価格が良心的で良い。


エレベーターを降りたらすぐにカジノで

久々にリゾート感覚を味わえるので美樹が楽しみにしていた。


しかし案内されたのはホテル敷地内に隣接するもう一つの建物だった。



ネット予約で価格の安いのを選んだ代償なのか。




まるでジェイル観たいな外装。


美樹の元気がなくなっていた。



もちろん制限付きの旅だけど


今日ぐらいはしっかりリゾート感覚が味わえるホテルに泊まっている。






現在26階の夜景が奇麗に見える部屋にてこのブログを書いている。



当然ながら景色はいい。半端じゃない。



だけどやっぱりミッドセンチュリーに出来たであろう

モーテルに哀愁を感じるのはなぜだろうか。






キリコ


ロスアンゼルス

チェックアウトを行う為荷物をまとめフロントを目指す。


ホテル自体がエンターテイメントを兼ねているから

フロントまでの距離が長く荷物が多いと結構しんどい。


途中周りを見渡せば、午前9時だっていうのにカジノは多くの人で賑わっている。




日和はふかふかのベッドが気に入ったみたいで

Las Vegasを離れたくないようだ。


出入り口の回転扉にも興味津々だった。




チェックアウト後デスバレーを目指す予定だったけど

天気が不安定だったから、予定を変更しLos Angelesを目指す。



途中、トイレ休憩をとったBakerで郵便局を見かけたら

ホワイトサンズで切られた罰金を発送してもらった。



食事は次の町Barstowで。



こっちでは珍しく接客が丁寧で親切な店員だった。

テーブルにチップを多めに置いたんだ。




Barstowを後にし少し走ると

Los Angelesまで112マイルと書いてある標識が見える。



アメリカ横断まで後もう少し。

大切にハンドルを握った。


Los Angelesのダウンタウンを超えラブレア、フェアファックス、ラシエネガと

見慣れた標識にテンションが上がる。


横断の感動を一緒に味わいたかったけど、美樹は気持ち良さそうに寝ているから

起こさずに日和の手を握りながら運転した。


日和が『ここ何処?』と訊いてきたから


『パパとママが一緒に住んでいた所だよ』と伝える。


すると何故か満面の笑みを見せてくれた。


ゴールとしていた僕たちが住んでいたパームスのアパート前に無事到着した。



今までは長いと感じていたLas VegasからLos Angelesまでの道のりも

今となってはなんて事ない距離となっていた。


今はお気に入りのレドンドビーチにあるモーテルでブログを書いている。



さっきBakerで日和と一緒に摘んだ砂漠の草を部屋に飾ったんだ。



キリコ



モーテル下のビーチ

朝早くにモーテル近くのドーナツショップで

チョコレートドーナツを購入し



直ぐ下のビーチで潮風を感じながら

食べて来た。



珈琲とドーナツ。



僕はラスベガスよりこっちの方が向いている。



キリコ


カルフォルニアブルー

ドーナツを食べた後モーテルに戻ると

美樹も海を見たいと言い出したから再びビーチへ。




今回は砂浜まで降りてみたんだ。


そしたらイルカの群れが姿を現して

数分間押し寄せる波の中を泳いでいたよ。



なんか得した気分だった。



既に昼を回っていたから近くで食事をとった。



ここは地元の客で賑わっていてほんとに美味しいいんだ。




このエリアは雰囲気が良くサンセットも最高に美しい。

カルフォルニアに住むならここが良いと前から思っていた。







だから今回旅の最後のモーテルをレドンドビーチにしたんだ。



愛着のある町でもう少しの間ゆっくりくつろがせてもらおうと思う。



明日はビーチにノートとペンを持って行こう。



キリコ


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